鹿 背 山 倶 楽 部 ニ ュ ー ス
(第3号 平成16年6月21日)
〜 ロマンへの誘い 古代米の田植えをする 〜
赤米の実りを楽しみに小雨のなかで汗を掻く
燕が飛び交う小雨の中で第2回活動(プレ活動)を6月12日(土)19名の参加で行われました。
午前中は赤米の田植えを行いました。何分にも今は機械の時代、昔からの手植えのやり方は経験も
見聞する機会も少ないため手解きを受けての作業となりました。地元にお住まいの冨永区長と冨永翁
の指導で田植えを行いましたが、泥に手足をとられて転ぶ者、足が抜けなくなり助けを求める者、植
付けが上手く出来ずにやり直すなど悪戦苦闘しました。小雨のなかで、また、長年放置されていたた
めに、素足で田に入るのは危険であるため、履物を履いて作業したことも原因かもしれません。
しかし、馴れた手つきで感心させた“隠れ農民”の方もおられました。手植えの難しさ、楽しさを通
じて自然と向き合う生活を学ぶ貴重な体験をしました。
地元の農産品の品評会でも実績をあげておられる
橋本夫妻の奥様が手作りされた黒米入りのおにぎ
り風小袋づつみの差し入れを全員で賞味しました
。小さな竹細工籠入りで黒米の他にエンドウ豆が
入っていました。(皆、可愛さに心が和む。)
午後の作業は、畑の枝豆、スィートコーン、ゴ
ウヤ、サツマイモ、トマト等の畑の除草や直播水
田の除草、竹と丸太で階段の整備、水路沿いの進
入路の補修工事等を行いました。畑の野菜は順調
に育っています。収穫が楽しみです。今回は小雨
昔ながらの小雨の中での田植え
が降り続き、最後まで雨に濡れ、泥にまみれての
作業日でした。皆様ご苦労様でした。
第3回活動は7月10日(土)です。(雨天中止)
9:50学研集合 乗り合いにて現地に行きます。現地集合は10:00です。
作業内容は水田の除草、畑の手入れ、水路整備と竹材による拠点施設の整備作業を行う予定です。
夏季の作業です。無理をせず、健康に気をつけて自由に活動することが原則です。気軽に参加
してください。
連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市公団関西文化学術研究都市事業本部事業部事業計画第二課
電話 0774−73−1521・1509
✤ 平成16年6月12日活動記録写真 ✤
赤米の苗が到着 手植えのやり方を教わる
ラインに沿って植えていく 畑の草取り作業 参加者の記念写真 田植え完了(上手く育つかな〜)
(里山メモ) 古代米には赤米・黒米・緑米があり、野生稲の大部分は赤米であることから、赤米は米のルーツとされてい
ます。赤米はジャポニカ種でうるち米が多く、赤飯の起源とされる。黒米はインディカ種でもち米が多く、
おはぎの起源とされる。緑米はもち米で粘りが強く甘みがあり、生産者が少なく幻の米といわれています。
第2回活動(プレ活動)の参加者(19名)
冨永区長、冨永、橋本夫妻、宮前、中村、垣見、末永、長尾、堀内、井上、広瀬、前田、北村、鈴木、
後藤、佐竹、大坪、杉崎、でした。
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