鹿 背 山 倶 楽 部 ニ ュ ー ス

                           (第40-2号 平成19830日)        

         〜 残暑厳しい中での里山活動となる 〜

       イノシシ対策の防護網の設置と除草作業をする

 朝から照りつく残暑の下で第40回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が8月25日(土)に12名の参

加で行われました。水田の周りにイノシシやタヌキ対策の防護網を設置し、繁茂した雑草の除草を行いま

した。

 古代米の緑米ほかの稲も順調に生育しています。高温障害の影響はないようです。昨年はこの時期にイ

ノシシに稲を踏み倒された経験から3枚の田を全て囲うことにし、周辺に防護網を設置することにしまし

た。まずは竹での杭づくりです。約50本必要です。竹材は切り出してあった比較的新しいものを利用し

ました。径6〜8cmの竹を節止めで約1.5mに切り、一方を鉈で斜めに切り落とし、打ち込み易いよ

うに加工しました。間隔は2〜3mとし、スコップで穴を掘り、竹杭を木槌で打ち込みました。高さは地

上高約1mです。防護網は1.5mほどのために余分は地表で返し部分としました。防護網の留め方法は

杭の先端部分に割りを入れて、挟み込み、外れないように紐で結束留めを行いました。又、杭の下部に

いても紐留めを行いました。管理用の出入り口を2ヶ所設け、設置延長は約130mとなりました。効果

を期待したいと思います。暑い中での作業でした。休憩を多く取り、水分補給を充分取って行いました。

 水田の周辺や未耕作地、畦道沿い、休憩所周辺の除草作業も行いました。夏場は雑草の繁茂が著しく、

管理が大変ですが、これも里山活動には欠かすことの出来ない作業です。(自然を管理するのは大きなエ

ネルギーが求められます。)

 畑の作物は、この暑さで収穫時期を逸したものが多く、トマトやナス、カボチャは収穫できません

た。サツマイモや落花生は順調に生育しており、秋には収穫できそうです。

 ビオトープ池は未完成ですが水溜りに、トンボの飛来、飛翔が多く確認出来ています。もう少し整備作

業をして、「鹿背山ビオトープ」を完成させたいと思います。

 昼食は冷たいうどんに豚肉の冷しゃ風野菜サラダ、焼きネギほかでした。汗を掻き、暑い中での冷え

た喉越しの良い食事は最高でした。里山でしか味わえない涼味でした。(料理担当は加藤さんと松尾さん

でした。)

第40回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

菅野、関、橋場、前田敏、松尾、前田良、垣見、大坪、加藤、橋本恒、杉崎、長尾でした。

   

      ・稲の順調に生育しています               ・伐採してあった竹の搬出作業です

   

・竹杭の加工作業です                  ・竹杭の打ち込み作業です

   

     ・防護網の取り付け作業です(1)            ・防護網の取り付け作業です(2)

   

・防護網の取り付け作業完了です                ・水田畦の除草作業です

   

      ・休憩所周辺の除草作業です                 ・参加者の記念写真

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