鹿 背 山 倶 楽 部 ニ ュ ー ス
(第7号 平成16年10月21日)
〜 台風一過 秋晴れのもと稲刈りをする 〜
赤米の刈り取りと竹炭材料の切り出しを行う
台風の影響で1日延期して、第6回活動(プレ活動 )が10月10日(日)13名の参加で行われ
ました。
午前中の作業は、稲架(はざ)作りと赤米の刈り取り、稲架掛けです。富永区長、富永(ふるさ
と農園)さんの指導で行いました。稲架作りは周辺に育っている淡竹を切り出して、組み立てを行
いました。竹の3本、4本の組結びは紐が滑らないようにするためのコツがあり、農作業での一つ
の知恵を教わりました。さて、いよいよ刈り取りです。順調に育った赤米も1.3 m程になり稲穂も
充分に実り、茎も太く丈夫です。しかし、台風による風や幾多の雨の影響で、稲が総倒れの状態で
す。その上に長く水に浸かっていたために水を充分に含み、刈り取るのも稲架に掛けるのも一苦労
しました。刈り方や稲の束ね方、掛け方も始めての経験でも「鹿背山素人農民」の力は凄い。各人
が分担を弁え、約1時間で作業は終わりました。
昼食は、前日から用意した材料で豚汁を作りま
した。又、作業小屋の近くにある山栗を拾い集め
て、茹でて食味しましたが小粒でも意外と甘味が
あり、秋を賞味しました。台風一過で気温も湿度
も高く、汗を充分に掻いた後の缶ビールの美味さ
は、何時もの通り格別でした。
午後の作業は、竹炭材料の切り出しと畑や畦道
周辺の草刈り、秋野菜の植え付けを行いました。
竹炭用の竹は孟宗竹です。地際の太い部分の切り
出しは危険が伴います。数人での作業です。釜に
入る様に切り揃え、適当な大きさに割り、束ねて
自然乾燥のために休憩場に搬入しました。畑や畦の草もよく伸びます。足元の確保を怠ることは出
来ません。ニンニク、ラキョウ、玉ねぎ等の植え付けを行いました。今回は晴れに恵まれましたが、
汗を掻き続けた一日でした。拾い集めた山栗を土産に家路につきました。皆様、ご苦労様でした。
第7回活動は11月13日(土)です。
9:50学研集合 乗り合いにて現地に行きます。現地集合は10:00です。
作業内容は脱穀、畑の耕作と除草、竹林の伐採、野菜の収穫等の予定です。
寒さを感じる時期になります。無理をせず、健康に気をつけて参加してください。
連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市機構関西文化学術研究都市事業本部事業部事業計画第一課 電話 0774−73−1518
✤平成16年10月10日活動記録写真✤
淡竹材で稲架づくりをする 稲架が出来上がり稲を掛け
稲の刈取りと稲架掛けをする 昼食風景(「農」談義中です)
孟宗竹で竹炭材を作る 参加者の記念写真(加藤氏撮影)
【一口鹿背山季節メモ】
赤米の特徴(稲の原産地は中国の「雲南省」といわれる。果皮、種皮の部分に赤色系色素(タンイン
系)を含むために、玄米は赤褐色になる。糠全て取り除くと白米になる。
第6回活動(プレ活動)の参加者(13名)
富永区長、富永(ふるさと農園)、井上、堀内、長尾、鈴木、加藤、中川、北村、鹿野、赤井、谷、大坪でした。
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