鹿 背 山 倶 楽 部 ニ ュ ー ス

                            (第9号 平成17年1月17日)        

           〜 迎春の里山で、農始めをする 〜

          竹材切り出しと伐採竹の焼却を行う

  あけましておめでとうございます。今年も自然豊かな里山生活を体験し、いい汗を掻きましょう。

  里山倶楽部の農始め(第9回活動)は曇りのち雨の中で、1月15日(土)12名の参加で行われ

 ました。

  中川課長(学研本部)の農始めの挨拶の後、竹材の切り出しと進入路沿いの竹林の伐採、放置し

 ていた伐採木や竹の焼却を行いました。竹材の切り出しは、今後、敷地内で整備する各種工作物の

 用材やイベント・里山オーナークラブのPR用としての炭焼き材のストックです。竹の伐採は危険

が伴います。複数での作業となりました。進入路沿いは、今まで、手をいれていないために竹や樹

木が旺盛に繁茂しています。見通しも悪く、駐車スペースや様々な施設ヤードが必要となるため、

拡幅と用地確保の整備です。又、進入路沿いの未使用地に放置していた伐採木や竹は以外に多くあ

り、土に埋もれ、腐朽したものも多く、あいにくの午後からの本降り雨にも見舞われましたが、飛

び火に注意しながら、焼却を行いました。

 昼食は、雨に濡れて冷えた体を前日から

用意した湯麺で暖めました。又、孟宗竹を

即席加工しての竹酒を楽しみました。少し

火が強過ぎために「この酒、焦げ臭さいな

ー」の声もありましたが体も温まり、イン

ド仏教やチベット旅行体験話で大いに盛り

上がりました。(おやじの井戸端会議。)

午後は焼却作業を主に行いました。畑の

ニンニクやラッキョウ、大根、ムギ等も寒さに負けずに生育しています。寒く、雨に濡れた中での

作業でした。参加の皆様ご苦労さまでした。

昨年の12月に「里山オーナークラブ」(仮称)発足の記者発表を行いました。木津地区の里山環

 境再生プロジェクトに取り組み、地域の歴史や農的環境等を保全・再生し、地域住民と共に活動す

る学研都市としての潤いのある新たな郊外居住(KIZUモデル)の方向性を探る試みを目的とし

ています。

希望する一般住民と利用契約を結び、約1,000uの山林・農地を貸し出しする予定です。

一定のルールを守りながら、自由な発想で里山生活体験が出来ます。奮って応募して下さい。プレ

活動中の「鹿背山倶楽部」も4月から本格的に活動を開始します。楽しみにして下さい。

  第10回活動は2月19日(土)です。(第三土曜日です。お間違えなく)

次回は「木津の文化財と緑を守る会」の岩井さんに鹿背山古道を案内していただきます。

集合は学研に9:45、乗り合いにて鹿背山の西念寺に行きます。昼食は西念寺にて会の方々と意

見交換を交えながら取りたいと思います。寒さ対策などに気をつけてご参加ください。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)

都市機構関西文化学術研究都市事業本部事業部事業計画第一課  電話 0774−73−1518

 

 

 

平成17年1月12日活動記録写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 


                                         

 

 

 

 

 

 

 

 

 


                                            

 

 

 

                            

一口鹿背山季節メモ

 竹と笹はどこが違う(「西土の書」では、大きいものを竹といい、小さいものを笹(篠)としている。

室井綽博士は、竹は筍の生長と共にタケノ皮が幹の下方から剥がれ落ちるが笹は永くついていると説いて

いる。しかし、メダケやオカメザサが例外となる。枝の出方は、笹は幹の一節から1本の枝をだすが、竹

は2〜5本の枝を出す。葉の落ち方は、竹は一度に落ちるが笹は一度に落ちないで、下方から1枚ずつ落

ちる。又、葉鞘は、竹は葉と一緒に落ちるが、笹は葉だけが落ちて葉鞘は残る。花穂は、竹は小枝に小穂

がまばらにつくが、笹は長い花軸を出して、大形の円錐形の花序を形成し小花を数多くつける。)

「竹と人生 上田弘一郎著」より

第9回活動(プレ活動)の参加者(12名)

垣見、堀内、長尾、前田、杉崎、加藤、山崎、中川、橋本、谷、藤原、大坪でした。

(本社の杉崎さん(前学研本部勤務)が東京から参加していただきました。)

 

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