鹿 背 山 倶 楽 部 ニ ュ ー ス

                           (第10号 平成17225日)        

        〜 農閑期、春作業に向けて農地整備をする 〜

          農地の除草と竹炭材の切り出しを行う

  寒さに耐え、春を待ちわびる里山で第10回活動(プレ活動)が219日(土)18名の参加で

 行われました。

  午前中は天気予報が外れ、薄日の差す中で今年の水田予定農地の機械除草と発生材等の焼却、竹

 林の伐採と竹炭材の切り出しを行いました。作付け面積や古代米の種類を増やす予定であるために、

 放置されている水田の拡大整備です。昨年は赤米だけでしたが古代米には黒米や緑米もあり、栽培

ブームで一部の愛好者により、復活栽培されています。実りは収穫時期がずれて、色合いも違うた

めに、彩りの里山風景を楽しむことが出来ます。作業ヤード周辺の竹林の伐採も行いました。倒れ

かけた竹の処理や竹炭材の切り出しです。竹は全ての作業で危険が伴います。切り倒す時の跳ね返

り、ヤードに運ぶ時の枝によるバランス崩れ、玉切り後の縦割り作業の不測な割れ方、割り材の整

 理時の切り傷等です。怪我のない様に注意しての活動でした。

 


  昼食は、寒さの中でのハード作業で汗を十分

 に掻いたために、ビールが美味いとの声が多く

 聞かれました。反面、カレーうどんの暖かさも

 疲れを癒してくれました。

  午後は「木津の文化財と緑を守る会」の岩井

 さんに鹿背山古道を案内していただく予定でし

  たが、雨が本降りになって来たことから、延期

 となりました。従って、午後の作業は午前の作

 業を引き続き行い、畑の元肥としての施肥と耕

 転、野菜類への施肥も行いました。雨に濡れた       竹炭用の竹材の寸法切り作業

 活動日となりました(1月の活動日も雨でした)。参加して頂いた皆様ご苦労さまでした。

  今回、鹿背山の里山に来訪者がありました。 河井木津町長が見学に来られました。中川課長の

案内で1時間余りの視察でした。又、地元の陶芸家の青木さん、「エコクラブ」の皆様も雨の中での

来訪でした。里山管理は身近かな環境問題への意識の向上や高齢者の健康志向、子供達の情緒教育

として、その効果が社会的に認知されて来ています。自然と触れあい、快い汗を掻く豊かな日常生

活サイクルが心の安らぎを与えてくれることも大きな要因であると思われます。多くの人達に理解

され、活動に参加していただくためにも、周知活動に努めることが必要です。

第11回活動は3月12日(土)です。

次回は、午前中「木津の文化財と緑を守る会」の岩井さんに鹿背山古道を案内していただきます。

集合は学研に9:45、乗り合いにて鹿背山の西念寺に行きます。昼食は西念寺にて取りたいと思います。

また、当日は鹿背山倶楽部の年度末打上げを学研本部で行いたいと思いますので、よろしくお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)

都市機構関西文化学術研究都市事業本部事業部事業計画第一課  電話 0774−73−1518  

 

平成17年2月19日活動記録写真

 

 

 

 

 

 

 

 

   ・竹炭用の竹材加工作業の全景              ・藪の中で伐採作業中(橋本課長です)  

 

 

 

 

 

 

 

 

  ・今年の水田予定地の草刈後です              ・河合町長の視察(中川課長撮影)   

 

 

 

 

 

 

 

 

 


・「エコクラブ」の皆様の視察                 ・参加者の記念写真

 

一口鹿背山季節メモ

外来生物法(05年6月から施行 日本国内に人為的に持ち込まれ、生態系への深刻な影響を及ぼ

たり、農林水産業や人間の健康・生命に被害をもたらしたりする懸念のある外国産の動植物の輸入

、飼育、移動等を規制する法律。「 特定外来生物」として指定する候補の第1陣を環境省が、公表す

る。ブラックバスやアライグマ等37種類。又、「 未判定外来生物」としては人や生態系に被害を及

ぼす可能性があるが、実態がよく分からないものが対象で、マングース、ハブ等が選ばれた。)

第10回活動(プレ活動)の参加者(18名)

山崎(KAN総合計画)、中村(ランドデザイン)、野村(京造芸大)、垣見、末永、井上、広瀬、堀内、長尾、

原本、北村、後藤、加藤、中川、橋本、藤原、赤井、大坪でした。

 

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